今更ですが、おせちとは? おせちの由来や重箱の中身、通販おせちの選び方

今日は、今更ですがおせちとは何かなど、おせちにまつわるお話をしようと思います。

まぁ、「おせち豆知識」とでも言いましょうか。。。

通販おせちの選び方も掲載しますので、参考にしてくださいね。

おせちとは

お節句の料理を「お節」と言う風習がありましたが、のちに最大の節句である正月の祝い料理を指すようになったと言われています。

地方によって風習は違いますが、共通しているのは、

日もちがするように、しっかりとした味付け

縁起を担いだ料理食材を用いること

お重に入れて出す

もっとも、お重に入れるのが一般的になったのは、明治以降のことらしいのですが、コンパクトで持ち運びが利くので、今でもそのようになっています。

世界中を見回しても、お重に詰めるのは日本ぐらいのもの。

日本独特の、世界に誇れる食文化だと思います

以前は、手作りが基本でしたが、作り手の主婦が忙しかったり、冷蔵・冷凍の技術が著しく発達したり、有名百貨店や料亭なども参画したりと、”買って求める”ことが多くなりました。

今年も、おせちは百花繚乱、我が家のおせち選び を考えてみましょう。

通販おせちの選び方

大きさの選び方

表示に○○人前と書いてあります。

たとえば、3~4人前・・・いったい何を基準にした分量なのでしょう。

メーカーによっても違いますが、

購入したおせちだけを食べても、ほぼお腹がいっぱいになる量とする場合が多いようです、

おせち以外も食べると予想しての分量では、注文する大きさが違ってきます。

手作りのおせちも合わせて出す場合では、人数よりも一回り小さくても大丈夫

ただ、人数5人で3~4人前をいただくときは、エビの数などが頭数ない!なんてことにもなるので要注意ですね。

冷蔵 冷凍 どちらがいい?

それぞれの長所、短所があります。

冷蔵おせち特長

冷蔵は、作ってからの期間が短いので、新鮮感があり、また、すぐ食べられるので便利です。

冷凍にありがちなドリップがないので、買って失敗はほとんどありません。

半面、配達が年末に集中し、家を不在にできなかったりなど、インフラ面が心配です。

お重全体を短い賞味期限内で食べきらなければならないので、場合によっては、負担になることも。

料亭監修のものは工場生産なので、比較的地域差なく配送してくれますが、料亭が直接作っているおせちに関しては、地域限定が多いと思います。

欲しくても、手に入らない。。。なんてこともありますね。

冷蔵おせちなら、匠本舗

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冷凍おせち特長

冷凍の場合は、作り置いたものを解凍するので、食べるのにはひと手間かかります。

冷凍技術が進んでいるため、上手に解凍をすると、新鮮な味を楽しめます。

前もって配達してもらっても、保存ができるので、都合の良い日時に受け取れます

分量が多い時は、小分けに解凍することで、食べ残しを出さないで済みます。

賞味期限は当然ながら冷蔵よりも長く、場合によっては成人式のお祝いオードブルとして利用できます。

ただ、解凍方法を間違えると、ドリップのもとになり、せっかくの美味しさが半減してしまいます。

どの冷凍おせちにも必ず「解凍の仕方」のパンフレットがついてきますから、よく読んで間違えの無いようにしてくださいね。

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盛り付け

冷蔵、冷凍にかかわらず、料亭関係は、盛り付け済みでの形が主流になってきています。

ただ、中にはそれぞれ小分けてパッキングされていることがあり、その場合は自分で盛り付けます。

どのような形で仕上がっているのかは、事前に確認するようにしましょう

決める時期

できるだけ、早めに。

理由は、早割などの割引があったり、プレゼントがついてきたりの特典が多いからです。

また、人気おせちは、早々完売することが多く、残り物探しにならないためにも早くから手を打つと良いです

驚くことに、この頃は8月には商戦が始まります

百貨店関係は少し遅め。

9月中旬から10月下旬までに立ち上がりますが、地域限定品が多かったり、もともとの在庫が少なかったりで過信は禁物です。

今年、買いそびれた方は、来年8月には探し始めてくださいね。

このブログも、8月になるころから更新していきますから、参考にしてくだされば嬉しいです。

チラシかネットか どちらを選ぶ

百貨店やスーパー、果てはコンビニなどでも、おせちのチラシが出回り、年末は賑わいます。

パラパラめくると目に飛び込んでくるカタログチラシは、年齢やネット環境に左右されず、利用する方は大勢います。

ただ、カタログチラシは紙面に制約があり、十分な情報が伝わってこない場合があります。

その点、ネットは、検索できる種類が多く、中身の情報が深いので、ネットの環境があるなら、ネットをおススメします。

また、WEB経由は経費が掛からない分「値引きやサービス」が入ってお得な場合もあります。

何より、「売り切れ情報」がしっかり入っていますので、「カタログチラシで注文したのに、売り切れていた」というトラブルはありません。

おせちの人気商品は早くに売り切れますから、ネットの情報は貴重ですね。

重箱に入れるお料理は何でもいいのか

「おせちとは」でも述べましたが、おせち料理はあくまでも新年のお祝いのごちそうです。

縁起担ぎのできる食材を入れて、その年がつつがなく幸せに過ごせるように願います。

重箱にも「めでたさを重ねる」という意味があり、できれば二段三段と用意をしたいものです。

重箱の内容の基本は決まっています。

一の重

一の重は縁起重です。

縁起の良い食材を使ったオードブル的なお重になります。

例えば、こんな感じです

数の子 ニシン(二親)の子。卵の数が多く、子孫繁栄を願って入れます。
黒豆 日焼けでまっ黒くなるくらいに、マメに働く。邪気を防ぎ健康を願う
伊達巻 巻物に似ているので、学問成就や、教養が備わるように
かまぼこ 半円形が、日の出や年神を表し、その年の縁起を担ぐ
田作り 五穀豊穣。片口イワシが肥料として豊作を呼んだことから。
栗きんとん きんとんは金団と書き、財産や富を得て豊かに過ごすように。
ユリ根 球根が幾重にも重なり、団結や和に通じる
昆布巻き ヨロコブのごろ合わせ
たたきごぼう 深く根付くごぼうなので、家の土台がしっかりとするように

一の重は、縁起物を詰める習わしなので、良く働き、豊作になり、財を成し、子孫繁栄を導くといった願いが込められているのですね。

お酒を始めたらまずはオードブルの一の重をつまむという感じでしょうか。

二の重

二の重の中身は、全体として3段なのか5段なのかによって違ってきます。

昨今は、5段重があまり見られなくなったので、一般的な3段で考えてみます。

二の重には、海の幸の焼き物と、酢の物が入ります。

一の重がオードブル的なものだったのに対し、二の重はメインディッシュが入る感じです。

では、海の幸の縁起担ぎ状況を見てみましょう。

おなじみ、めでたいのごろ合わせ。おせち以外のお祝いにも欠かせません。
エビ 腰が曲がるまで長寿でいる願い
アワビ アワビは、身が長く伸び、永遠や発展という意味があります。
うなぎ うなぎのぼりという言葉があり、出世や発展をイメージします。
ブリ 成長とともに呼び名が変わる出世魚であることから
タコ タコは多幸と書き、多くの幸せが来るように
ハマグリ 夫婦円満。対になっている殻以外とはぴったり形が合わないから。
トコブシ 別名をフクダメといい、福を貯めるということから

それぞれにごろ合わせや縁起担ぎがあって、面白いですね。

取り合わせの酢の物にはこんなものが

紅白なます 人参と大根が紅白の水引に似て、おめでたい
菊花カブ 菊は長寿を意味し、長生きを願う
酢蓮 レンコンの穴から、見通しを良くするように

三の重

三の重は煮しめが入ります。

主婦は年中休みがないので、正月ぐらいは休めるように「作り置きの保存食」の意味がありました。

冷蔵庫がない昔は、しっかりとした味をつけて煮締めることで、保存をしたのですね。

煮締めるお野菜などの具にも、縁起担ぎの要素がありますよ。

竹の子 天に向かってぐんぐんと伸びるので、子どもの健やかな成長や出世を願って。
人参 色がおめでたく、梅型に抜いてますます縁起よく
干し椎茸 乾物は神様やご先祖様へのお供えにも使われます。入れると出汁がよく出ます
手綱蒟蒻 心を引き締め、己を戒める。縁結びの意味もあります。
レンコン まっすぐの穴から先が見通せるように。酢蓮と似ていますね。
ごぼう まっすぐ大地に根を下ろすという意味です。
里いも ひとつの種いもから子いもが増えるので子孫繁栄の意味を込めます。
高野豆腐 大豆は魔除けの食材。特に高野豆腐はその形や硬さから「盾豆腐」と呼ばれ、災いをよける意味
絹さや 天に向かって伸びる竹の葉をイメージ。彩りが鮮やかになります。

伝統を守って作られたおせち

今では、見た目が派手豪華インスタ映えするようなおせちが多く、重箱単位のお料理を守っているおせちはほとんどありません。

一の重にはど~んと伊勢海老やローストビーフ、三ノ重にも生ものなんていうのが普通ではないでしょうか。

家族皆がおせちをいただいて幸せな気持ちになればよいので、しきたり云々はあまりこだわりすぎるのもと思います

ただ、中には古来の詰め方をしているおせちも有りましたので、ご紹介します。

小布施堂のおせち

「栗鹿ノ子」が絶品として有名な、長野の老舗「小布施堂」。本店の食事処では、土地の伝統的な野菜を生かした和食が人気です。そんな名店のおせちは、古きよき伝統を受け継ぎながら作られています。しみじみとした滋味深いおいしさは、まさしく手作りゆえ。薄味仕立てで、歯応えひとつとっても完璧といいたくなる仕上がりです。


お重の内容を見てみます。

【壱の重】
1 からすみ/2 黒豆/3 数の子/4 田作り/5 おせち鹿ノ子/6 ひたし豆/7 たたき牛蒡/8 花豆/9 金冠

【弐の重】
1 鰤のつけ焼き・松風焼き/2 鮭の西京焼き・はじかみ生姜/3 〆さごし・炒めなます/4 竜皮巻き・海老の黄金焼き

【参の重】
1 織部椎茸/2 くわい/3 昆布巻き/4 蓮根/5 人参・絹さや/6 玉蒟蒻/7 牛蒡/8 牛肉味噌焼き/9 里芋

見事に重箱単位の料理が守られています。

一の重は縁起物のオードブル。

二の重は焼き物のメインディッシュと酢の物

三の重は煮しめ

美味しそうですね。

縁起を体に注入って感じで、お祝いの料理にふさわしいです。

■小布施堂のおせちを詳しくご覧になりたい方はこちら
【婦人画報】おせち三段重(3~4人前)