端午の節句で思いつく料理はというと、案外ピンと来るものがありません。
これが、桃の節句ですと、ちらし寿司とかてまり寿司とかハマグリのお吸い物に桜餅。
端午の節句は、もっぱら鯉のぼりや武者人形、鎧兜といった勇ましいものが主体です。
ただ一つ、伝統的なものが粽(ちまき)
粽というと、中華粽が有名です。
もともと中国の食べ物で、日本では、930年前後にはもう食べられていたようです。
中国粽は、肉を詰めたものが多いのですが、日本のものはあっさりしていて、保存食として用いられ、もち米だけで作ったお団子のようなちまきが主流でした。
いまではもう少し味が付いたものが喜ばれています。
日本の粽を一つご紹介。
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笹の葉に包まれた「おこわ」のイメージです。
端午の節句なので、もち米で力をつけるといった感じでしょうか。
子供が好きそうな中身だと思います。
もちろん、中華粽のお取り寄せはたくさんあり、この米久の中華粽は大人気です。
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10連休がやってきますが、レジャーにおにぎり代わりの粽、おいしいと思います。
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